「家の中の遊びの空間」を考える

5′st一級建築士事務所

久保田恵子


2020年は、コロナから始まり、猛暑、豪雨、台風と色々なことがありました。

そして気付くともう10月、あれ、もうすぐ年末ではないかという勢いです。

最近良く耳にするのは、 “アフターコロナ”。これからの暮らしとはどうあるべきなのか?というお話です。ステイホームは、改めて“家”のことを考える機会となりました。

さて、今回おはなしするのは、遊びの空間です。遊び=レジャー!ではなく、ここでは“ゆとり”について書きたいと思います。

家のプランを考えるとき、場所に機能が伴わないといけないと思っていませんか?たとえば、3LDK。子供部屋は最低6帖確保必須、あとは廊下と階段で繋いで完成! おやおや、その廊下や階段ちょっとの工夫で通るだけの空間から、新たな空間となるかもしれませんよ。

今回の事例は、二階の廊下の幅をすこし広めにとって、“インナーバルコニー” と名付ました。

トップライトや、緑を眺めることができる大きな窓、空を眺める窓などを設置することで、家の中にいながら、自然を享受することができる空間となりました。

猛暑でも雨の日でも天候に左右されずに使えるのが、大きな利点です。

トップライトも北向きなので、明かりは入ってきますが、暑過ぎることはありませんし、オープンにすれば、風が気持ちよく流れます。

一角に、大きなデスクを設けて、書斎コーナーに。階段手すりを兼ねた本棚は収納力抜群です。

コロナをきっかけに、家で仕事をする機会も増えていると思いますが、ちょっとした遊びの空間があるだけで、家の色々なところに居場所を作ることができますので、部屋の大きさ・機能だけにとらわれず、遊びの空間、検討してみては如何でしょうか?

階段にインナーバルコニーからの光が落ちてくる


子供部屋からインナーバルコニーをみる
緑を眺める大きな窓
解放感があるので、面積よりずっと広く感じる。
書斎スペース

横浜・神奈川|暮らしをデザインする建築家|AA STUDIO

神奈川県、横浜市の建築家を中心とした建築家グループ。住宅や各種施設設計の経験豊かな建築家メンバー自らで運営し建築家の紹介、建築家コンペのコーディネートなどの各種サービスを行っています。

0コメント

  • 1000 / 1000